4人が同時に榎原に向かい地を蹴ると同時に大量のナイフが宙に舞う。
如何やら相手も能力者だったらしい。
「あらら、ナイフがいっぱいだ!」
「死ねやあ!!」
ガキィッ!!!
大量のナイフが榎原の体に突き刺さった・・・・・・はずだった。
「なっ・・・なっなっなっ・・・!???」
次の瞬間、ナイフは総じて粉々に砕け地に落ちる。
「あらら、服に穴がいっぱい開いちゃった、いやん☆」
「て、てめえ・・・!何の能力だ!?」
「それを説明する馬鹿はいないわよ。
まあ少なくともナイフは効かない体かなー?」
敵が総じて一気に青ざめた。
「今日はどうする?」
「そうだねえ、行く場所とか有る?」
「・・・・・・わたしは・・・・・・ようじが・・・あるから・・・。」
こちらはこちらでこの後の話をしている。
「用事が有るのに待っててくれたのか、有難な。」
柊は椿の頭を撫でた。
「・・・・・・ん・・・、べつに・・・・・・いい・・・。」
ちなみに一番付き合いが古いのは此の柊と椿だが別に付き合ってはいない。
「と、言いつつ俺も用事が有ってな。
今日は冴島の姐貴に呼ばれてるんだ。
虎は来るか?」
「いや、今日は良いかな。
僕もちょっとやっておきたい事が有るし。」
「そうか、じゃあ途中までだな。」