ここは『某超有名ハンバーガーショップ』。
 雷太は奥で着替えて出てきた。

 「あら?今日は早いじゃない雷太。」

 声を掛けたのは茶髪の少女だ。



 彼女の名はミルフィ・アウター。
 雷太と同じくここ『某超有名ハンバーガーショップ』の正店員だ。
 非常に元気と威勢が良く、見ているほうも好ましくなる。
 ちなみに、18歳で髪は茶色である。



 「ああ、お早うミルフィ。
  俺今日は昼上がりだからさ。早いんだ。
  ミルフィこそ早くない?」

 「私も今日早上がりなのよ。
  そういえば石田さんは?姿が見えないけど・・・。」

 雷太は視線を落とした・・・。

 「控え室で・・・・・・ずっとパソコンいじってる・・・。」

 ミルフィも明後日の方向を向く。

 「そ、そう・・・・・・・・・。」

 《実は石田って一番仕事してないんじゃねえ?》

 それは謎だ・・・・・・。



 とりあえず、二人は接客に入る。

 ミルフィを口説こうとした客に彼女の拳が入る。

 《雷太が小猿の気ぐるみに入る。》

 「入るか!どんな店だ!??」