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ヨハネスはアーサーから地図と住所が書かれた紙を受け取った。
「其れでは、私は失礼させて頂きますよ?
三食と御八つは子供達と共にすると決めていますので。」
「そう言う所悪いが、
良かったら参加しないか?」
クロが微笑って誘った。
これは重要な会議、それ程クロも彼を認めているという事か。
「しがなき一介の司祭を重要な会議に誘うのですか?」
ヨハネスも微笑して応える。
「一介の司祭様の意見も貴重なんでな。」
「そうですか・・・・・・、いえ、遠慮しておきましょう。
私は世界や支配に等興味は有りませんし、
他組織の者が他組織の今後へ繋がる会議へ意見しては為りませぬから。」
ヨハネス・フォン・エスエニス。
彼は聖人と讃えられているにも拘らず何故か組織に所属している。
しかしそれらしい行動は取った事が無く、何故彼が組織に所属しているのかさえ不明だ。
「出来れば組織から足を洗って頂ければ
此方も風評被害を受けずに済むのですがね・・・。」
レディンが溜息をついて言った。
組織に所属する者には懸賞金を掛けるのがIFP。
世界中からの大反対を押し切ってヨハネス司祭にも掛けている事は相当な苦労らしい。
「心中、痛み入ります。
唯私には私の考えが有りますので御許し頂きたい。」
そう言うとヨハネスは立ち上がった。
「其れでは皆さんまた何れ。
願わくば悲しみと争い無き世界が有らん事を。」
扉の先に広がる光景はクロの家のものではない。
「またなー、今度酒でも飲もうぜ。」
「またな。」
「また其の内IFP本部の講演会で会いましょう。」
ヨハネスは微笑して扉を閉める。
そこにはもう何時ものクロの家の光景しか無かった。