「な、何をやっておる美里!?格好悪いではないか!??」

 「ごめんなさ〜い陽月さん。
  何か上手く起き上がれなくて〜・・・。」

 《子供か・・・・・・。》

 隣の席の女性に助けられ何とか起き上がる。

 「ありがとうございます、シルフィさん。」

 「良いのよ、気にしないで?」

 白衣に看護帽を被った女性は爽やかな笑顔を見せた。

 「そうか、話した事がないのも大勢いるんだったな・・・。」

 クロは少々考え込む仕草を見せた。

 「良し、30分やるから皆適当に顔合わせしろ。
  ・・・・・・・・・良いな、ブレイド?」

 クロは二番隊隊長を見た。

 「構わねえよ。好きにすると良い。」

 「じゃあ適当にしてくれ。
  軽食ぐらい出す。」



 やがて顔合わせが始まった。
 殆ど立食パーティーの様なものだ。

 「意外だな、顔合わせとか。
  クロ余りそういうのやらないのに。・・・・・・美味い。」

 「まあ会った事ないのが大勢だから仕方ないんじゃないか?
  現に俺達もそうだし。・・・・・・しかし美味い。」

 クロの作ったサンドイッチを食べながら雷太と新太郎は話す。

 《語尾自重しろ・・・。》



 その後、雷太と新太郎は様々な人と会話し、言葉を交わした。

 《!?》