「お待たせっ・・・・・・!」



 ガガガガガガガガッ!

 ボボボボボボボボンッ!!



 デュークが撃った銃は当たったかと思うと次々と爆発していく。
 どうやらミニグレネードの様な銃弾らしい。
 小さい爆発だが鉄の鎧を砕くには十分だ。

 各所を破壊された鎧の騎士は次々と倒れていく。

 「どうだ、これで・・・・・・・・・!?」

 「タツノダ ソシテ タタカエ。
  面白いけどやっぱり殺さなきゃ・・・。

 鎧の騎士が次々と立ち上がる。

 壊れた箇所などお構いなし、足が壊れているものは這ってでもやってくる。

 「くっ・・・・・・それなら・・・。」

 デュークは懐から何かを取り出し投げつけた。

 「ヴァン君伏せてっ!」

 「!?」



 ズドォン!!



 小型の強力な爆弾。

 前方の鎧の騎士はばらばらになった。
 ばらばらもばらばら、破片が辺りに散らばっている。