「そうだね、まだまだ行ける。」

 「ええー・・・。」

 「如何したよ姐貴?」

 「い、いや本当にもう自家製無害アルコール酒の残りやばいんだけど・・・。」

 「まあまあ、御代は払うよ、HYDってのが置いてってくれたし。」

 「う、うう・・・、赫映(かぐや)に何て言われるか・・・。」

 「外道なら諦めろ、あいつ等も酒豪だから今更如何せ足りない。」

 「う、うう・・・・・・・・・。」



 時が経ち既に朝、日が昇り久しい時刻。

 「う、う〜・・・・・・ん・・・。」

 「起きたか、もう朝だ。」

 「君か・・・・・・、う・・・!気持ち悪い・・・。」

 「調子に乗って俺と同じペースで飲むからだ。
  俺は効かないって言ったろ。
  もう時間も迫ってるし学校行くぞ。」

 「気持ち悪い・・・、歩けない・・・、吐きそう・・・。」

 「全く・・・・・・。」

 柊は苦しむアシロを背に負ぶった。

 「軽いな・・・。」

 「子供扱い・・・・・・するなぁ・・・。」

 「してねーよ。
  姐貴は・・・・・・、まあ大丈夫か。
  じゃあ行くぞ。」

 「うう〜・・・・・・。」

 「・・・・・・本当に教授かよこいつ・・・。」



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