「ひぃ!?・・・・・・ぼ、ボス?」

 「逃げやがった〜!!!!
  さがせてめえら―――!!!!!!!!!」

 「は、はい!!」

 そう返事をすると牛魔共はそこらへんに砕け散っていった。

 《!?》

 壁越しに聞いていた雷太もどん引きである。

 「うわ・・・・・・本性だしやがった・・・。
  とりあえずあいつらは散ったようだし、少し間をおいて家に向かおう・・・。」



 ・・・・・・暫くたって。



 「・・・・・・よし、気配もなくなったな・・・。
  好い加減クロが会わせたいやつってのも気になるし、
  そろそろクロの家に行――――――



 トントンッ



 雷太は背後から肩を叩かれた。

 「ひぎゃおうっ!!!!!??
  大ピ―――ンチ!!!!!?」



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