「・・・・・・やっぱりですか・・・・・・・・・・・・。」

 健は額に手を当てた。

 「あ、あれ?」

 「尋常じゃないな。」

 クロがため息をついて言った。

 「あ、あれれ??」

 「・・・・・・マジかよ・・・。」

 D・Jが信じられないという風に言った。

 「あれれれ???」

 「ら、雷太さん・・・、もちろん嘘ですよね?」

 氷雨が更に続けていった。

 「あれれれれれ??????」

 新太郎が最後に言う。

 「雷太君、・・・・・・死のうよ!」

 「うるせえ!何言ってんだお前は!?
  ・・・・・・あ、あの・・・もしかしてみんな幽霊見た事あるの?」



 シ〜・・・・・・ン



 「はい、当然です。」
 「ああ、当然だ。」

 皆次々と様々な言葉で肯定した。

 「と、言うよりも見た事無い人の方が珍しいですよ。」

 「そ、そうなの・・・・・・?」

 「はい、どうせだから説明してあげたらどうです?クロさん。」

 健がクロに振った。

 「俺がか?・・・・・・面倒臭いな・・・。」

 「まあまあ、クロさん何でも知ってそうだし。」

 D・Jも続ける。

 「・・・・・・・・・じゃあ教えてやるからちゃんと聞けよ?」

 「おうよ!」



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