某所、巨大な建物。
 『大自然の王:PSY』支部の一つ。

 何者かが本を読んでいる。

 その本、『光と闇の戦争』。
 著者:絶望詩人ディス・ピアス

 その時、エイジニアスの声が響いた。

 その者は本をパタンと閉じる。

 「・・・・・・誰だい?大声を出すのは?」

 威厳が篭った、ゆっくりとした声。

 薄光輝くその体は、人の想像する神に最も近い。







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