雷太はシルヴァトゥースを構える。

 「ほう、剣で来るのか面白え。
  斬られる前に燃焼凍結感電死させてやんよ。」

 「・・・・・・行くぜっ!」

 雷太は地を蹴った。

 「はっ!」

 エイジニアスは笑って雷や氷針を飛ばした。

 左右へ移動し雷太は避け突っ込む。

 「ちっ!じゃあ燃えやがれ!」

 「来た!」

 エイジニアスが炎を出すと同時に雷太は左手を構えた。

 「水魔法『水流放出(スパート・H2O(spout hydrogen2oxygen))』!!」

 「!!」

 またも水流が手から噴出し、炎を消しエイジニアスへ向かう。

 再び腕を交差させ水流を受けた。

 「ちっ・・・・・・またかよ・・・!
  学習能力が無えわけじゃねえだろうが・・・・・・凍れ!!」



 ピキ・・・ピキピキ・・・ドッ!!



 「!??」

 エイジニアスは水流に押され下がった。

 足に更なる力を入れ、踏みとどまる。