パキパキパキィン・・・!



 水が・・・エイジニアスの腕辺りから突然凍り始めた。

 「くっ・・・!!」

 雷太は水流の放出を止め、少々距離を取った。

 水流は全て凍り地に落ちる。

 「・・・炎と・・・氷?」

 「その通り正解だ。
  俺は炎だけでなく氷も扱える。
  だが、それだけじゃねえ。俺は出し惜しみってのが嫌いでな。」

 エイジニアスは左腕を雷太に向けた。

 「!!」

 雷太はとっさに地を横に蹴る。



 バリッ・・・!



 閃光と共に電気・・・いや雷が腕から突出した。

 「避けたか・・・、良い勘してやがる。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 「俺はこのように炎・氷・雷を扱える。
  さて、ここで問題だ。
  俺の能力は・・・・・・一体なんでしょうか?当ててみな?」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 雷太はシルヴァトゥースを構えた。