雷太はページをめくる。

 様々な名前が書かれている。

 『壊殺王アイスティール』
 『不死神ウインター』
 『鬼人のエース』
 『大戦狂鬼ノヴァ・ブランク』
 『“プロフェッショナル”シン』
 『“スナイパー”レグルス』

 どれも世界に知れ渡った悪名だらけだ。

 その中にこの者の名があった。

 「・・・やっぱりこいつが最高額か・・・。」

 遥か昔からの殺人鬼。
 そして世界最高の額を持つ賞金首。

 その名は・・・・・・。



 『氷鬼ティノス』





 ところ変わりここは雪山の平原。
 一切雪は降っていない。

 そこを大勢が駆ける。

 誰かを追っているようだ。

 彼らが羽織るはIFPの上着。

 広い雪原の中に一人が立っている。

 それを囲むはIFPの軍勢。

 薄青髪に般若の面。
 顔は見えないが、笑っているようだ。

 その者の名。



 氷鬼ティノス。





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