「・・・・・・ん?もしかして・・・、時雨ちゃんって氷雨さんと同じ・・・住み込み?」

 「はい〜、駄目ですかあ〜?」

 「い、いや良いけど・・・。
  流石に良識的にまずいような気が・・・・・・。」

 《一つ屋根の下・・・・・・、何?この偽ラブコメ?》

 「だいじょうぶですよ〜?わたしにはかれしがいますし〜。
  それにおねえちゃんがここにくるまえに、
  『あなたは強いんだから、もし何かあったら雷太さんを躊躇無く殺しなさい。』
  っていってましたし〜♪」

 「そ、そう・・・。(こ、怖え―――!??)」

 雷太は心の中で泣いた。

 《ざまー味噌漬け!!》

 地域限定の暴言を吐くな。

 「もう〜、しつもんはないですか〜?」

 「ん〜・・・・・・無いね〜。」

 「じゃあ、やとっていただけます〜?」

 「うん、良いよ。
  こっちは最初からそのつもりだったし。」

 「やった〜、きゃ〜うれし〜♪」

 時雨は手を合わせて喜んだ。

 こうして、雷太の家に家政婦が来た。
 ますます雷太はだらけていく。

 《ってかなんだそのセレブぶりは?読者に謝れ!!》

 そして雷太は腐っていく。
 精神も・・・肉体も・・・・・・哀れ。

 「・・・え・・・ええ!?(ナレーター様まで!??)」



  ←今回の一枚(おまけ)。

  ←いっこ前へ。

  ←小説選択へ。