第41話 “氷雨と夢”


 ここはどこだろう?
 辺り一面に綺麗な花が咲き乱れ、陽光が降り注いでいる。

 その中に立つ二人、雷太そして氷雨。

 二人の間に、一陣の風が吹いた。

 「あ、あの・・・・・・雷太さん・・・。」

 氷雨が顔を赤らめる。

 「・・・は、はい!な・・・なななななんでしょうか!?」

 雷太も赤面し、どもりながら返した。

 「私は・・・私は・・・私は・・・・・・、
  私は!!雷太さんの事が!・・・・・・す・・・好きです・・・。」