「《雷太、・・・・・・はい、砂糖だよ?》」

 「まだやってるのかよ二人で!?
  もう騙されるかってんだ!」

 雷太はアズキが差し出したのとは違うカップを取り、入れた。

 「まったく、会っちゃいけない二人がぶうううぅぅぅぅ!!!――――――

 雷太はコーヒーを吹いた。

 「ぺっぺっ!今度はこっちか!?」

 「《あははははははは!!》」

 「二度も同じ手でいくもんかい。」

 《まったく、小猿だなあ。》

 「ち、ちくしょう・・・。」

 と、いうかラベルを見れば良い話だ。

 「・・・・・・あ・・・。」

 「《・・・・・・・・・・・・ば〜かっ!》」







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