第15話 “3人の第一級魔導士”




 (前略)・・・さて、今現在魔法が使える全ての者を『魔法使い』と呼ぶのですが、

 実際にはその『魔法使い』にも、使える魔法の強さなどに応じた階級というものがあり、

 一応階級が高いほど魔法の能力が高いようになっています。

 では、その階級をご紹介しましょう。

魔道の支配者(マスター・ウィザード)
零魔導士
第一級魔導士
第二級魔導士
第三級魔導士
第四級魔法使い
(数字が加算されるだけなので省略。)
第十級魔法使い
魔法使い




 ・上に行くほど階級が高い。


 ・階級を得るには、『魔法協会』が年2回行う『魔法検定試験』を受け合格する必要がある。
  『魔法検定試験』は魔法さえ使えれば誰でも無料で受けられるが、合格率は異常に低く、
  ただでさえ少ない魔法使いの殆どが、『魔法使い』の階級であるのが現状である。


 ・『魔道の支配者(マスター・ウィザード)』とは全ての魔法を使いこなせる者の事であり、
  現在では『ジョー・ディヴィル』、つまり私しか登録されていない。
  ・・・・・・・・・・・・・・・が、もしかしたら他にもいるかもしれない。可能性はある。







 『ジョー・ディヴィルの本:魔法概要』より所々抜粋(図表含む)