「茶でも淹れるか?」

 「あ〜、頼むわ。」

 「頼む。」

 すぐ後、雷太達の横に緑茶が置かれた。

 「美味い。
  新太郎茶淹れるの上手くなったんだな。」

 「美味い。
  雷太茶淹れるの上手くなったんだな。」

 「「・・・・・・・・・ん?」」

 雷太達は顔を見合わせた。

 「お前が淹れたんじゃないの?」

 「いや?お前じゃないのか?」

 「じゃあ誰が・・・!?」

 雷太達は後ろを振り向いた。

 「私だ。」

 剣が浮いている。

 「な、何じゃこりゃ!?」

 「剣が浮いてる!?」

 二人は思わず後ずさった。



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