エクセス、メリーストリート。

 白髪の男と紫髪の少女は歩く。

 「ちょっと良いか光魔?」

 「良いよ?何?」

 光魔が眠そうなしゃべり方で返す。
 意外かもしれないがこれが彼女本来のしゃべり方だ。

 「リボンが曲がっている、直してやろう。」

 そう言うと二番隊隊長はセミロングの紫髪に触れ、リボンを直し始めた。

 「えへへ・・・、ありがと。」







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