「んっん〜、良い風やなあ。」

 快適なドライブに彼もご機嫌だ。

 「え〜っと、次の依頼は・・・?」

 自分の携帯でメールボックスを見る。

 「何や?九尾の妖狐の体毛20本取り寄せ!?
  何や何や此のカオスな依頼は!??
  ・・・・・・ま、しゃーない取り行ったろ。
  ・・・・・・・・・・・・代金払えるんやろな・・・?」

 スクーターは加速する。







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