第125話 “炎殺鬼牛”




 世界でも有数の誇り高き一族『フレイムバイソン族』。

 彼等は魔法や能力といった力を良しとせず、

 己の力、そして武器のみで闘う。

 『炎殺鬼牛バルロクス』の存在により白き目で見られる事もある彼等だが、

 己の一族への誇りは前述通り世界有数である。

 かのバルロクスも、同族殺しと殺人、能力入手&使用の罪で同族を追放されているようだ。

 誇り高き戦に生きる一族『フレイムバイソン』。

 私は彼等を同じ『闘う者』として誇りに思う。





 そういえばかつてバイソン系最強と言われた者は、

 今世界の何処かで屋台を開いていると風の噂で聞いたが・・・・・・。







 『ジョー・ディヴィルの本:魔族全般 −1−』の文中より一部抜粋