「良かったなあ、スムーズに決まって。」

 部屋に残ったのは2人。
 クロ、そしてギン。

 「・・・・・・・・・一つ聞いて良いか?」

 「何や?」

 「その洞窟・・・・・・何がいる?」

 「ん〜・・・・・・。」

 ギンは頭をかいた。

 「わい確定した事やないと言いたくないねんなあ・・・。
  そもそも朧げな情報しか無いしな〜・・・。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 「あ〜、分かった分かったわ!
  せやかて、間違ってても知らんで?」

 「ああ。」

 「噂ではおるのは・・・、
  ・・・・・・・・・『炎殺鬼牛』らしいなあ・・・。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」







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