「『清 慎一郎』・・・って・・・・・・あの『無限刃』の・・・。」

 「そうだ。」

 「・・・・・・・・・。
  (・・・俺でさえ知ってる・・・・・・。
   通称『無限刃の清』。相当有名な高額賞金首・・・。
   そんなやつが『世界最強組織:天空地海轄』の副総長だなんて・・・。)」

 「まあ、有名な賞金首だな。
  少しなら詳細なデータがあるが聞くか?」

 「ああ、聞かせてくれ。」

 「分かった。
  『清 慎一郎』・・・年齢は27歳、慎重は180cm前後。
  髪の色は『濃い青』、通称『無限刃』。
  所属組織は『天空地海轄』、副総長。
  懸賞金は2億1600万Rだな・・・。」

 「俺の約7倍もあるのか・・・。」

 新太郎がつぶやいた。

 「?何言ってんだ?約17倍だろ?」

 「・・・・・・は?」

 「だってお前懸賞金1250万Rじゃん?」

 「・・・・・・・・・は?
  ・・・ああ、お前まだこれ見てなかったのか。」

 新太郎は円卓に乗っている多数の資料の中の1枚を取った。

 雷太が手に取り見ると懸賞金リストが印刷されている。