「乾副総長。」

 「はい。」

 「・・・?新太郎、お前いつからいたの?」

 「最初からだよあほ雷太!」

 二人の掛け合いもクロは無視する。

 「波切一番隊隊長。」

 「はい。」

 「山崎八番隊隊長。」

 「はい。」

 「デューク・ウォルフガング・ジャーメイン・ハンター。」

 「はいはい♪」

 「暁 健。」

 「はい。」

 「そして情報提供者、新々 進之真。」

 「はいよ!」

 「俺はお前らを信用してここに来てもらった。
  今からの話は『ブラックメン』の今後に関わる重要な話だ。
  ・・・・・・・・・心して聞いて欲しい。」

 「おう。」
 「「「「はい。」」」」
 「「ほいさ。」」

 「よし・・・。」

 クロは深く煙草を吸った。

 其の顔は真面目そのものだ。

 雷太は更に気を引き締めた。



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