第1話 “龍 雷太登場”



 物語が始まる・・・。



 『鍵』で扉が開け放たれる。



 時が加速する。



 止まっていたもの達が動き出す。



 最後に笑うものはもしかしたら、



 もう決まっているのかもしれない。



 その先には、絶望と無しかないのかもしれない。



 しかし彼らは、歩みを止める事は無い。



 止める事は出来ない。



 始まりは突然訪れる。



 準備も覚悟も許されない。







 by.ジョー・ディヴィル