「ブラックメンみたいな組織は今珍しいですよね。
  今の時代名声や収入に囚われて、
  本気で世界を奪ろうとする組織は殆どありませんから。」

 「まあね、だからこそクロについてくんだけど。
  (しかしこの子本当に良く色々知ってるな・・・。
   敵に回す事だけはしない方が良いなこりゃあ・・・・・・。)」

 「まあ、天空地海轄もその一つなんですけど・・・。」

 「・・・・・・・・・・・・・・・。」



   シ〜ン・・・
  シ〜ン・・・
 シ〜ン・・・




 「ご、ごめんなさい!
  そ、そうだ!あの子達の御詫びの印に此れを・・・!」

 「ん?・・・・・・こ、これは・・・!?
  『CLAIM OF SOUL』の某CD初回限定版じゃないか!!?
  俺この時代生きてなかったんで持ってなかったんだ〜♪」

 「私は偶然入手したんですが、
  雷太様が大ファンだと知っていましたので。
  ・・・・・・・・・・・・許して頂けます?」

 「もちろん!」

 「有難う御座います!」

 《レアグッズが手に入ったので小猿はにこにこだ。正直キモい。》

 「〜♪」

 《・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(  ;;;;;;;)l||l》

 「二枚ありますので、新太郎さんにも渡して下さいね?」

 「うん!
  (絶対渡さねえ、俺が二枚とももらうぜ!)」



 カサッ・・・



 空気が一瞬和んだのもつかの間、由々しき危険が雷太に迫る!!



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