「・・・・・・・・・・・・。」

 そこには男女。
 薄青髪の男と黒髪の女。

 「・・・・・・雪奈・・・下がっていてくれ。」

 「はい・・・。」

 女は下がり煙に紛れ見えなくなる。

 対峙する二人。
 濃茶髪の男と薄青髪の男。

 「誰だ・・・・・・貴様は?」

 問いと答え。

 「・・・・・・氷室 秋水。」



 あれ以来俺は此処の中だ。

 光の届かぬ地価牢。

 退屈でしかたがねえ。

 だが、もう少しだ・・・・・・。

 『あの男』がきっと、更に面白くしてくれる・・・。

 くっ・・・くくくくくく・・・・・・。
 フハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!

 足音が聞こえる。

 久々の客だ。

 光が灯される。

 眩しくはない。

 俺を誰だと思っている。

 目の前には、・・・・・・6人。

 「来たな・・・・・・クズ共。」

 俺は欲望の支配者。

 魔人 クライヴ・キーファー。



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